不妊の原因は男性にもある
今回、僕が言いたいことは｢不妊の原因は男性にもあって女性だけの問題ではない」ということです。
｢避妊をしていないのに12ヶ月以上に渡って妊娠に至れない状態｣となっています。
妊娠を望んでいるカップルの10組に1組が妊娠できないとされています。
世界保健機関(WHO)による統計では、原因が男性のみにある場合が24％、女性のみが41％、男女ともが24％、不明が11％とされています。
ここで注目してもらいたいのは、不妊の原因が｢男性のみ｣と｢男女とも｣を合わせると
｢48％｣が男性に原因があるというところです。
不妊の原因が男性にも多いことが統計で示されています。
男性が原因の場合は主に、｢性機能障害｣と｢造精機能障害｣があります。
まず、｢性機能障害｣は何らかの原因により、性行為や射精ができないため、結果として妊娠に至らないことを言います。
具体的には、｢陰茎が十分に勃起しない｣、｢膣内射精ができない｣というのが主な原因です。
これは男性の精神的な問題や身体的な問題が原因です。
なぜこのような問題があるのかを考えてみましょう。
①精神的な問題
精神的な問題が原因の場合、性行為に対する緊張により十分に勃起できないということがよくあるのではないでしょうか。
勃起したとしても膣では十分な快感が得られず、膣内射精できない場合も考えられます。
十分な快感が得られない原因は、オナニーの時に強く陰茎を刺激することによって刺激に慣れてしまい、膣圧では十分に快感を得られないことが主な原因と考えられる。
これに対する対策は、オナ禁である。
オナ禁をすることで本来の陰茎に戻す必要があるのだ。
話が変わりますが、僕が注目しているのは｢性機能障害｣ではなく、｢造精機能障害｣です。
造精機能障害とは、精子を作る過程に何らかの障害があることをいいます。
男性の不妊の原因の90％が｢造精機能障害｣です。
そして、造精機能障害の70％は原因がわかっていません。
しかし、わかっている原因として、偏った食生活や、肥満などがあります。
ジャンクフードやカップ麺などの化学物質を含んだ食品を摂取することによって作られる精子の質が悪くなることが考えられます。
肥満の男性の精子によりできた子供は肥満になりやすいという研究結果が出ていることから、肥満は精子に悪影響を及ぼすことがわかります。
現代の化学物質や化学調味料を使った食品を食べることによって精子だけでなく、身体にも悪影響があることも考えられます。
これは女性にも言えることです。
女性の卵子も男性と同じように影響があります。
食品に有害物質を含むものを食べることが不妊の原因になることを知って欲しいです。
すべての口にする食べ物を安全かどうかを見極めることは不可能ですが、ジャンクフードやジュースを口にしないことを意識するだけでも違います。
健康的な食生活と適度な運動が健康へつながります。
不妊の問題は女性だけのものではありません。
男性も考える必要があります。
